daily2 素朴な疑問。

答えがないところに答えを作るには、どうすればいいか。

明確な答えがない物事について、何らかの答えを見出したい。そのためには、前例を知りつつも、いっさいの疑いを許さない前例主義には陥らない。また理論上も実験上も合理性があり、可逆的(=戻ってこられる)なら、その方法を試す。そうやって、答えを近似し...
daily2 素朴な疑問。

堂々巡りが起こるのはなぜか。

いつもの状況に、根本的な疑いも持たず、なんとなく慣れてしまっているから。堂々巡りとは、辛くてしんどい状況にも関わらず、けだるい空気を選んで群がっているということ。選ぶ理由が仮に消極的なものだとしても、現に決めているのは自分自身だ。どんなボキ...
daily2 素朴な疑問。

勉強しても、活躍できない人がいるのはなぜか。

勉強が、行動をパターン化させてしまうことが原因だ。ただ与えられた課題をこなすだけだったり、ただ誰かが作った問題を解くことは、基礎の習得段階では良いにせよ、ずっとこれだけこなすと失敗から学習することができず、行動が狭められてしまうのである。ま...
daily2 素朴な疑問。

心の平静を保つには、どうすればいいか。

いちいち物事に名指しで反応するのではなく、心が乱れる対象を分析して、材料にとどめればいい。そうすれば、対象は名無し止まりで終わる。「大多数は、こういうものだよね」「この人は、知識や経験が足りないよね」「これは売り込みがしつこいだけだよね」こ...
daily2 素朴な疑問。

格差を超えるには何が必要か。

成長のための、格差の扱い方。格差の存在を素直に認め、感情的なマウンティングや卑屈に走らない。格差には、必ず矛盾点やデメリットがついて回ると知る。矛盾点やデメリットのない格差は、そもそもフィクションだと腹落ちする。楽しく学び続け、楽しく行動し...
daily2 素朴な疑問。

怪しい物事と、そうでない物事。違いはどこにあるのか。

一意に定まらないはずの物事を、強引に一意に定めようとする人は、往々にして怪しいとみなされる。経験ばっかりに囚われ、素直さを欠き、それ以上の思考を広げるための余白が、どこにも確保できなくなってしまうためだ。不自然な言動やボキャブラリーは、怪し...
daily2 素朴な疑問。

そもそも人権が重要なのはなぜか。

「物事を自分で決める、という点を、他人に認めさせる」という意味がある。シンプルに言えば「あなたには奴隷でない自由があるんだよ」ということ。最近、「人権って実は現代人にいらないんじゃない?」という思考実験ぶった言説を、ウェブや本で見かけるけど...
daily2 素朴な疑問。

問題解決だけでどうにもならない問題は、どう解決すればいいか。

問題解決が可能ということは、そもそも、材料や前提条件が見えているということである。問題解決だけでどうにもならないような問題というのは、そもそも、材料も前提条件も、見えているようで、ほとんど見えていないのである。これを「染み付いたクセで無意識...
daily2 素朴な疑問。

常識を疑って価値を作るためには、何が必要なのか。

間違いからも正答からも、徹底的に学ぶ。間違いや思い込みから、新しい価値を作ってしまう。人生のどこか早いうちに、議論と対話に徹底的にふける。これを孤独に繰り返そう。短絡的な経済的利益を追い求めると、ありきたりな正答に気を取られてしまう。思い込...
daily2 素朴な疑問。

ルール決めが重要なのはなぜか。

ルール決めが出来ると、ルールを「いやいや守らされるもの」で終わらせることがなくなる。時代や状況にそぐわないルールは、順次改正すればいい。そのような許可を、自分に対してカジュアルに下すだけで十分だ。ただし、ルール決めそのものが不利な状況を放置...