daily0 本音たち。

「専門職」の扱い方

特定の資格や専門分野「だけ」で食べていくことが難しくなったよね。博士号はもとより、医療も法曹も会計専門職も、いずれも一本槍でない、ビジネスの機会を探る必要性が大いに増している。学術に絞れば、基礎(人文科学・自然科学・社会科学)の徹底と応用の...
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「前提」の疑い方

物事の前提を疑う自由も知的好奇心もなしに、ずっと同じような内容で議論のフリを繰り返す人が少なくない。これは議論でも批評でもなく「頑固と不自由の垂れ流し」だと、適切に認識してあげよう。ウェブやマスコミに出る有名人が「もっと自由になれ」と言って...
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「逆張り」の疑い方

率直に言って、逆張りの99%は、事実を無視したごまかしだ。逆張りに走り過ぎると、ただ「大多数と逆を取る」ことに終始し、目の前の物事の否定するだけの人にになる。これは、単にひねくれているか、自尊心がないことを誤魔化しているだけだ。懐疑心を持っ...
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「外国語会話」の扱い方

中身があろうとなかろうと、特定の様式に従って、つらつらと文をならべていくことで、「外国語をペラペラと話してる!」と見せかけることが可能だ。論点などなくても、見せかけることはできる。とにかく思ったことを当該の外国語で口にするか、ひたすら音読し...
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「大学院重点化政策」の成果。

ぶっちゃけ、成果どころか、確実に失敗しているよね。そもそも、試験対策レジュメや過去問でクリアできるマスプロ講義を、都内や地方の大規模大学の学士課程で排除できていない。この時点で大学院重点化政策は根本的に準備不足。この結果、古典を読み違える程...
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「20代・30代について語る本」の扱い方

巷にあふれる「20代・30代について語る本」は、丁稚奉公期間のあるサラリーマンや専門職のテンプレートを、「組織論」という言葉を使わずに集めたものに過ぎない。組織に振り回される人に向けて、「だいたいこのように振り回されるから、こうやって心を保...
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「ネットのおかげで教育コストが下がった」の本音と扱い方

大多数の人にとっては、ネットのおかげで教育のコストが下がったことで、プログラミングにせよ英語にせよ、スキル獲得の新規参入は格段に容易になった。かといって、自由自在に作りたいものが作れるプログラミングのスキルが3ヶ月でつくわけでもない。それど...
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「言説が一意に定まらない」の扱い方

あなたが一次情報や書籍や記事から素直に学んでいて、「この経験と、専門家の記事と、この著者の言説、どれも相反しているなあ」と複数回思うようになってきたとしよう。それは、あなたが自分のオリジナルの言説や価値を作る、そんなチャンスの入口だ。相反し...
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「インフルエンサー」の扱い方

そろそろインフルエンサーにただ影響を受けるのはやめて、その影響に本当に意味があるか否かを本気で考えよう。言い切ってしまえば、インフルエンサーは「テレビショッピング」のような営業メディアか、「芸能ニュース」と同じ広告メディアである。本質は「個...
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「データサイエンス」への本音

データサイエンスは、ビジネスで最もデータドリブンである、複式簿記の要素から、ほとんど完全に排除され続けてしまっている。データサイエンティストの行き着く先は、CxOでもないし、オペレーションズリサーチでもないし、また当然ながらエコノミストでも...