三行世界。

統計学(データサイエンス及びAI含む)とFP&Aの間には、権限の崖がある。

統計学やデータサイエンスやAIについて技術的に解説する商業執筆や書籍は数多くあるが、FP&Aの技術ついての同様の執筆は、私を含め数人しかおらず、ほぼ皆無である。この崖の理由は、FP&Aが扱うデータ分析が「権限に基づく行動管理」であるゆえだ。...
三行世界。

今のAIで出来ることは、100点満点で75点レベルの仕事。

現時点のAIで出来ることは、100点満点で75点をコンスタントに取る仕事だ。人によってはAI活用で仕事の出来栄えが85〜90点に達するが、使い方が悪いとあっさり50〜60点で終わる。現実解。ということは、まだ使い手に依存している段階ゆえ、今...
daily13 事実の直視。

年収の本質は、資本の厚さ。

成果主義や実力主義という「メリトクラシー」が企業で使われるようになって久しい。私はこの概念を、大学生のときに学んだ教育学や行政学という学問分野で知った。このときわかったことだが、年収はその環境や分野にどれだけ資本が集まるかで全て決まるという...
データ分析ここだけ話。

統計学を掘り下げると、物理学・工学と純粋数学に行き着く。

「統計学は数学ではない」という言説がある。単にアンケートデータ処理や予測工程の「運用者」であれば「Yes」だ。検定や回帰分析や多変量解析を用いるだけの場合、統計学の習得は「工学分野の現場オペレーター」的な学習にとどまるためである。これは古典...
daily14 壁。

「社長の右腕役がいない」という壁を嘆くよりも、「チームプレー」に持ち込むほうが低ハードル。

ストレートに申し上げよう。「社長の右腕役」を求める必要は、そもそもない。というのも、右腕役は雇ったその人に何かあったら、それで終わりになってしまうためだ。そうではなく、意図を汲みつつ有機的に行動する「幹部チーム」が機能すればいい。場合によっ...
daily13 事実の直視。

ファーストキャリアの論点。

「ファーストキャリアで何を選ぶか」という話題は、常に迷うところだろう。私は常日頃から「楽勝できるところで楽勝すべし」と繰り返している。それゆえ「こう活躍したい!この分野がやりたい!」と即答できる強烈な執念やパッションがある場合はさておき、そ...
三行世界。

就職のメリット。

みんな独立したがるが、就職のメリットを挙げておこう。大きい規模や格式の高い仕事に触れられるため、何の取り柄もなく独立した人をあっさり凌駕できる。独立する際、その背景はとても役に立ってしまう。現実解。自分の場合は、アナリストとして統計学を携え...
三行世界。

信頼される人。

「絶対に逃げない」と腹決めして言行一致していると、信頼される。私は独立するときに、複数の信頼できる人からの助言を総合し、これを鉄の掟となる価値観として行動している。現実解。言行一致している人が集まるだけで、あっさり奇跡が起こる。追記。サラリ...
三行世界。

情報発信の超基礎は、しつけに行きつく。

誰もが情報発信できるようになったからこそ言い切ろう。情報発信は「しつけ」で差がつく。SNSや動画配信で「これはすごい!」と感銘を受けるものが数多くある。それらの良コンテンツを見ていると、「あらら…SNSでこんな発言しちゃうと、せっかく良い動...
三行世界。

AIを用いたコンサルの成果物づくりは、統計分析と同じ。

コンサルティング会社が握っていた成果物(スライド作成)は、AIで様変わりしている。Deep Researchなどのツールでリサーチの時間が圧縮され、洞察の整合性をみていくことが重要になった。これは多変量解析や機械学習や深層学習を行う際、統計...