三行世界。

迷うことで、人間にしか作れない価値を出せる。

迷うことや、迷い尽くして心が折れることは、一般に良くないことやロスだとされている。敢えてこの逆を取り、迷うことを肯定的に捉えはどうだろうか。現実解。迷って悩んで、問題や愚痴を出しつくし、「解決策」や「ToDoリスト」をつくり、自分の仕事に深...
三行世界。

成長している人は、淡々と人間関係を絞っている。

成長している人ほど、淡々と人間関係を絞っている。プロは新規開拓など必要なく、自分の得意技に特化するだけで勝てるのだ。一番最初の段階では、いろいろな人に会うしかないが、得意技に敬意が集まれば絞るほうが重要になる。現実解。ザルで水をすくうような...
三行世界。

教育や指導のあり方が、「楽しさ」に移り変わった。

長時間練習させて苦しい思いをすることに、否定的なトップアスリートや元トップアスリートが出てきて久しい。これは私も同感で、音楽の基礎技術も、勉強一般も、同じく「楽しさ」が軸だと言える。本質は、爽快な成長を得ることであり、教える側が一流として心...
三行世界。

自分で変えられるものにだけ、心血を注ぐ。

情報が多すぎるからこそ言い切るが、本当に心血を注ぐべきものはそう多くない。自分で変えられない物事に悩むことは、そもそもモヤモヤ悩むだけ時間とエネルギーの無駄だ。モヤモヤするなら、自分で変えられる物事を淡々と変えて行くことに、心血を注げばいい...
データ分析ここだけ話。

FP&Aのすごさは、会社全体を仕組みとデータで丸ごと作れる立場。

昨今でFP&Aが話題になっており、私もそれをコアに執筆しているが、このポジションの面白さは「仕組み」と「データ分析」の両輪で、会社全体が丸ごと見えてしまう点にある。売上や利益やキャッシュフローの予測に使うデータの分析、資産の投資対効果を測る...
三行世界。

AIとデータ分析は、実力がある人が既存の競合を包み込んで勝ちにいける技法。

生成AIが使われるようになって一定期間経ったが、まだまだこれから伸びる余地が多々ある。ということは、ちゃんとデータ分析と掛け算しつつ、ドメイン知識をプロとしてカバーできる場合、競合を包み込んで勝ちにいける。基幹技術の開発や、常識的なアプリを...
daily13 事実の直視。

キャリアと英語アカデミックスキル。

SNSで最大手総合商社のキャリア紹介が話題になっており、総務部門で働く方が、「法学部だけど英語で論文を書いて英語で交渉する講義を週4で履修し、非帰国子女でも問題なく英語で対応するチカラをつけた」と述べている。SNS上が「凄すぎる…」と絶句し...
daily13 事実の直視。

ビジネス上のキャリア序列。その2

キャリアとアカデミックな文脈について聞かれることが多いため、取りまとめておこう。トップの上澄み:日本語英語問わずアカデミックスキルが軸にあり、大学レベルの統計学や数学を用いて事業を回す立場。事業作りも研究開発も背景がある。理系と文系の垣根が...
三行世界。

既存の「ハッカー文化」は、2010年代に消えた。

先人がコードを書くことで「解決済み」フォルダに入った過去の問題が増えた。ゆえに、いままでみんながイメージしていたハッカー文化は既に2010年代に消えたと言っていい。誰でもコードを書けるし、コードを書くことが下請けになったのと、コードを書かな...
三行世界。

測定できる基礎能力はあくまで入り口であり、固執すると「補欠の先輩」化する。

英強数強は「測定できる基礎能力」として重要だが、それだけだとコモディティどまりだ。あくまで入り口や基礎であり、固執してそれ以降に進めていない場合は「補欠の先輩」である。SNS上で自分のAIサービスをドメイン知識不足のわりに必死にゴリ押しした...